男性の多くは話すことが好きというよりも、聞くことが上手な人が多いのです。
この傾向を踏まえると、女性の話好きということがいかにバランスの良いことなのかがわかります。
男性も女性も話をすることが好きだったら、どちらも話好きになってしまい話を聞く人がいなくなるのです。
女性の話を聞く男性という構図が、素晴らしいバランスのうえに成り立っています。
つまり、話が好きな女性はどんどんと話したほうがいいのです。
そうすることで、男性は無理に話をしなくて済むのでとても気が楽になり、そのような女性と一緒にいることによってとても気持ちが落ち着くことでしょう。
このようにして、男性と女性の間の関係が徐々に出来あがってくるのです。
このような男性心理の裏で、男性の下ごころが突出することがあります。
それは、相談に乗るという行為です。
女性の相談に積極的に乗ってくる男性は、少なからずその女性に対して下ごころを持っていると考えて良いでしょう。
なぜならば、女性の話を男性が聞くというスタイルを積極的に用いる男性はその構図を利用しようとしているからです。
もちろん、意識の上ではそのようなことは考えていないかもしれません。
しかし、無意識のレベルにおいては下ごころを隠すことはできません。
ふだんの男性は話をするのが苦手だから話を聞いているのですが、そのことを積極的に行おうとはしないはずです。
それなのに、積極的に相談に乗ってくるということはその裏に隠された欲望があるのです。
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