黙るというのは自分を守ろうとする男性心理

黙っている男性の姿というのは、女性から見ると理知的なイメージがするかもしれません。
何やら深く物事を考えている姿に見えるのです。
普段お喋りな男性が黙っていると、確かに何か悩み事や考え事があってそうしていることがあります。
しかし普段からあまり喋らない男性が黙っているというのは、別に悩み事があるからでも考え事をしているからでもありません。
他者とのコミュニケーションが面倒くさいから黙っているだけなのです。
黙っていれば自分だけの殻に閉じこもっていられると思っているわけです。
一般的に無口な男性は誠実だとか、男らしいというイメージを持たれがちですが、本質は他者とのコミュニケーションが煩わしいだけということが多いのです。

黙るという行為は男性心理から言うと、非常に都合の良いものなのです。
とにかく困った時には黙るに限る、と思っている男性が多いのは事実です。
夫婦喧嘩をしている時でも、夫の方がやり込められると黙り込みます。
このまま言い争っていると負けを認めなくてはならなくなりそうだ、と自分の不利を悟った時、負けを認めたくないために黙るのです。
妻の方はとことん追い詰めたいのに、夫が黙ってしまうのでそれ以上追求ができず、言い争いはそこで終わりになります。
状況としては夫の敗北なのですが、黙り込んでしまうので決着はハッキリとはつきません。
その曖昧さに逃げ込もうとする男性心理、それが黙るという行為なのです。
困った時には黙るに限るというのは、自分を守るという男性心理が働いているのです。

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